GPL (GNU General Public License) について

① GPLとはそもそも何?

GPL(GNU General Public License)とは、オープンソースのライセンスの一種です。このライセンスでは、ソフトウェアを自由に複製、改変、再配布することを明確に認めています。

② GPLなら売っても違法じゃないの?

GPLライセンスは、「無料で配布しなければならない」という制限は一切ありません。つまり、自由に価格をつけて再配布(販売)することが認められています。
極端に言えば、無料で公開されているGPLのプラグインをダウンロードして、それを有料で売ってもまったく違法ではありません。

③ 開発元に許可を取らなくていいの?

GPLライセンスで公開されたソフトウェアは、開発者が明示的に再配布を許可しているのと同じことになります。
したがって、再配布する人は開発元に特別な許可を取る必要がありません。これは、ライセンスがあらかじめ許可を出しているためです。

④ 安全性や合法性は問題ないの?

  • 法律的には全く問題ありません。GPLに従っていれば、再販する側も購入する側も合法です。
  • ただし、格安版を売っている業者は、公式サポートやアップデートが受けられない場合があります。これは、ライセンスの問題ではなく、サービス面の問題です。

⑤ 売ってる人が違法にならない理由は?

GPLライセンスそのものが、「自由に再配布して良い」と明記しているからです。
再販業者がオリジナルの開発者の名前や著作権表示をそのまま残していれば、ライセンス上何も違法性はありません。

まとめ(わかりやすく一言で):

GPLライセンスとは「自由に使って良いし、売っても良いですよ」と開発者が明示的に許可を与えているライセンスのため、格安販売は合法であり、売る人も買う人も法律上問題ありません。

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